外の世界は戦場のように 攻撃心と無関心で溢れていて 私の心を揺さぶるそんな中 ときに触れる優しさに 私は驚いてしまう氷の花だと思っていたら 本物の花だったよ花びらが優しい

人間の三大本能の一つ 「食欲」仕事も勉強もしなくても ただ呼吸をして生きてるだけで 人はお腹がすく本当に不思議だな家にいると お腹がすいては料理して食べて お皿洗って しばらくすると またお腹がすいてきて まさにエンドレスストーリー 恋歌のようで笑…

笑顔が大事なんて うそくさいとずっと思ってた嘲笑、失笑、苦笑、などなど 笑いはときに残酷だと思うそれでも私達が笑うのは 心の緊張を解きたいからではないか少なくとも仏頂面しているよりは ずっとマシだ顔が凝り固まると 心まで固まってしまうふっと心の…

夜眠れないときは 壁を触ることにしているひんやりと冷たくて とても安心する目をつぶったときの 途方もない暗闇の中で 壁だけが私の位置を教えてくれる

心臓が脈打つと とたんに不安になる「ドキドキ」なんて可愛いものじゃない「ドクンドクン」と生々しく 理科の実験室にある人体模型の心臓のよう胸苦しくて不安で 私ができるのは 深く呼吸をするだけ

昔見た火の鳥のアニメでは 赤ん坊が四つん這いで歩いていて何者かに矢を放たれ 体に何本も矢が刺さったまま 血を流しながら 歩き続けていたあのとき 沸き上がる感情があって 涙が止まらなかった私は悲しかったのだろうか それとも生きる姿に感動したのだろう…

悲しみの沼と呼ばれる 小さな沼がそこにある心の森の奥深く 灰色の沼がぽつんとあるそこには深い悲しみが眠っていて 絶望、怒り、嫉妬を生じさせる「苦しいよ 早くここから連れ出して」悲しみの沼には 蓮の葉が浮かんでいて ときに希望を与えるいつか花は咲…